エフェソス遺跡はトルコ西部のエーゲ海に面したイズミルの南方にあり、トルコの古代遺跡の中で最も大きいと言われ広範囲に渡って遺跡が残されています。紀元前11世紀頃にイオニア人が街を築き、6世紀頃ペルシアの属州になり、その後アレキサンドロス大王がペルシアから解放し、その後は、ローマ帝国の支配下に…と占領と再建を経ながら繁栄した古代都市遺跡、保存状態の良い遺跡も多く見応え十分ですが、とにかく広いので全部見ようと思ったら1日では足りません。

ローマ帝国アジア州総督ケルススの没後､息子によって建てられ、所蔵する書物は1万2000巻にも及んだと言われています。図書館の正面向かって左から英知、徳性、思慮、学術を表す像が建っており、見事な門構えと華麗な建築が素晴らしいです。

クレテス通りをケルスス図書館に向かって右側にあるローマ皇帝ハドリアヌスに捧げられた神殿で規模は小さいがメドゥーサ等のレリーフが美しい。

1～2世紀のローマ時代に山の斜面に築かれ、収容24.000人可能という。とても大きく、広く観客席からの眺めは最高です。と言いながら観客席から外を撮っていなかったようで、野外劇場を外から撮った写真です。